頭皮のかゆみは菌が繁殖してるから?|原因と対処法を詳しく解説

頭皮のかゆみは菌が繁殖してるから?|原因と対処法を詳しく解説

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こういう方に向けた記事です

  • 頭皮が乾燥しているわけではないのに頭がかゆい
  • フケがポロポロと落ちる、、
  • 菌がフケの原因て聞いた事があるけど、どう対処したら良いのか知りたい

しっかりと毎日髪の毛を洗っているのに頭がかゆい、、、

ちゃんと清潔にしてるはずなのに、なぜ、、、、という方

そのかゆみの原因はもしかしたら頭皮で菌(カビ)が繁殖しているからかもしれません。

このページでは、菌が繁殖して頭皮のかゆみや炎症を引き起こしてしまう遠因と対策について説明していきますね。

頭皮のかゆみは菌が原因の場合がある

かゆみの原因は菌

別に乾燥肌なわけでもないのに、やたらと頭がかゆいという方

特に湿ったフケが出るという方は、実は原因は頭皮に菌(カビ)が繁殖してしまっているからかもしれません。

フケデレラ

え??菌??頭皮で菌がいるの?(・_・;

マダム・アミノ

そうなの

でも安心してフケデレラ。別に菌がいる事はおかしい事じゃないわ、誰の皮膚にも菌がいるの

みなさん、腸内細菌の話は知ってますよね。

腸の中には、人にとって有益な「善玉菌」と人にとって有害な「悪玉菌」、そしてこの2つの菌の様子をうかがって、有利な方に味方する「日和見菌」が棲んでいます。

皮膚常在菌

これらの菌は私たちと共生関係にあり、数のバランスが保たれていれば私たちの健康を維持してくれる重要な存在です。

しかし、この菌の中で悪玉菌が増えすぎてしまうと、便秘などのトラブルを引き起こしてしまいます。

実は、同じことが皮膚の上でも言えます。

皮膚にも「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」がいて肌の健康を守ってくれているのです。これらの菌をじょうざいきんと呼びます。

皮膚常在菌
善玉菌 日和見菌 悪玉菌
 表皮ブドウ球菌  アクネ菌  黄色ブドウ球菌  マラセチア菌
 肌を弱酸性に保ち
肌の健康を守る菌
通称美肌菌
普段はおとなしいが
繁殖するとニキビを
引き起こす菌
 炎症の元になる菌
普段はおとなしいが
肌がアルカリ性に傾くと
暴れ出す
カビの一種
肌荒れの原因になる
マダム・アミノ

この皮膚常在菌の中で、悪玉菌が繁殖しすぎてしまうと、頭皮のかゆみや湿疹、フケの原因になってしまうのよ!

頭皮で悪玉菌が繁殖してしまう原因は皮脂の量

菌が繁殖する原因
フケデレラ

マダム、常在菌は普段はバランスが取れているんでしょ?

なんで悪玉菌が繁殖してしまうの?

マダム・アミノ

それはね

頭皮の皮脂の量が関係してるのよ!

私たちの肌の上では皮脂が分泌され、皮膚の上で汗などの水分と混ざり「皮脂膜」という膜を作っています。

この皮脂膜によって、体内の水分の蒸発を防いだり、雑菌の侵入を防いだりしているのです。これがいわゆる「肌バリア機能」です。

皮膚の仕組み

ただ、この皮脂には適切な量というものがあり、多すぎても少なすぎても皮膚上の菌を繁殖させてしまう原因になるんです。

では、皮脂の量によって菌が繁殖してしまう例について少し解説していきましょう。

【皮脂の量が乱れて菌が繁殖してしまう例】

  • 【皮脂が多い例】皮脂を餌にするマラセチア菌が繁殖する
  • 【皮脂が不足してる例】皮膚の環境によって黄色ブドウ球菌が繁殖する
矢印

例1:皮脂が多すぎてマラセチア菌が繁殖してしまう

まずは皮脂が多すぎて菌が繁殖する事例について解説しますね。

頭皮に悪さをする常在菌の中で「マラセチア菌」という菌がいます。

マラセチア菌はカビの一種で、人の皮脂を餌にして繁殖する菌です。

そのため、皮脂の分泌量が増えすぎると異常に増殖してしまい、それが原因で頭皮のトラブルを起こします。

髪に隠れてわかりにくいですが、実は頭皮は体の中でも特に皮脂の分泌量が多い箇所で、その量は皮脂の分泌量が多くて有名な顔のTゾーンの約3倍にもなります。

(図)

そのため、意外にもマラセチア菌が繁殖しやすい環境なのです。

マラセチア菌による影響

マラセチア菌
フケデレラ

Tソーンの3倍って、、頭皮ってそんなに皮脂が多い場所なのね(・_・;

マダム、マラセチア菌が増えると、どんな事が起こるの??

マダム・アミノ

そうね、一言で言うと、頭皮で炎症を起こしてしまうのよ

先にマラセチア菌は人の皮脂を餌にして繁殖すると説明しましたが、マラセチア菌が皮脂を食べる時に、肌に刺激のある物質を作り出します。

菌が皮脂を食べる様子

頭皮で皮脂が過剰に分泌されてしまうと、マラセチア菌が異常繁殖してしまい、刺激物質を作りすぎることで、頭皮に湿疹やフケを発生させてしまうのです。

このように、マラセチア菌によって引き起こされる湿疹を、皮脂が多い様子からろうせい湿しっしんと呼びます。

▼こんな湿疹ができます、、(^_^;)▼

湿疹

例2:頭皮が乾燥して黄色ブドウ球菌が繁殖してしまう

次に「黄色ブドウ球菌」という悪玉菌について解説していきますね。

この菌は主に皮脂が不足して乾燥することによって繁殖します。

この菌も、繁殖してしまうと頭皮に炎症を起こしてしまう菌です。

黄色ブドウ球菌は肌の状態が弱酸性に保たれていれば大人しくしている菌ですが、肌の状態がアルカリ性に傾くと急に活性化し増殖します。

アルカリ性で菌の繁殖

私たちの肌は正常な状態であれば、常に弱酸性に保たれています。

これは、頭皮に適度に皮脂が存在するからです。善玉菌である「表皮ブドウ球菌」も皮脂を餌にして活動し「脂肪酸」と「グリセリン」を作り出します。

皮脂を食べる善玉菌

この際に作られる脂肪酸は肌を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を防ぐ役割を果たしてくれるのです。

脂肪酸

しかし、頭を洗いすぎたり、洗浄力の強いシャンプーを使って髪を洗い続けていると、本来必要な皮脂までも洗い流してしまいます。

すると、肌を弱酸性に保っている「表皮ブドウ球菌」の餌がなくなり、脂肪酸が不足することで肌がアルカリ性に傾いてしまいます。

(図)

そのため、黄色ブドウ球菌が活性化し肌に刺激を与えるため、かゆみや湿疹の原因になってしまうのです。

この場合、もしも石鹸シャンプーを使用している場合はすぐに使用をやめる必要があります。石鹸シャンプーの洗浄成分はアルカリ性だからです。

黄色ブドウ球菌による影響

黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌は増えすぎると皮膚に刺激を与えて炎症を起こしたり、また痒くてかいた部分から体内に侵入すると「とびひ」という感染症を引き起こします。

とびひ

画像引用:おととちの暮らし

また、黄色ブドウ球菌は感染したときに「スーパー抗原」と呼ばれる炎症物質を作り出すことがあります。

このスーパー抗原は身体中の免疫細胞を刺激するため、とても強い炎症を起こしてしまいます。

もし、黄色ブドウ球菌に感染した場合はジュクジュクとした湿疹ができることが多いです。

菌の繁殖を防ぐには?

フケデレラ

頭皮にも悪玉菌が繁殖しちゃうことがあるのね、、、(・_・;

菌を繁殖させないためにはどうしたらいの?

このように、頭皮で菌が繁殖することによってかゆみや湿疹を引き起こす原因になります。

では、その菌の繁殖を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。

頭皮を清潔に保つ

まずは、頭皮を清潔に保つことが大切です。

すでに説明しているように、マラセチア菌は皮脂を餌にして繁殖します。そのため、日々のシャンプーでしっかりと余分な皮脂を洗い落とすことが重要です。

ただ、この時に洗浄力の強いシャンプーを使うと逆効果になってしまいます。

洗浄力の強いシャンプーを使用してしまうと余分な皮脂どころか、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

すると、乾燥肌を招いてしまうため返って頭皮のかゆみは増します。また、先述のように皮脂が不足すると肌がアルカリ性に傾きやすいので黄色ブドウ球菌が繁殖しやすくなり、より重い湿疹を引き起こす原因となってしまいます。

また、石鹸系のシャンプーを使うこともNGです。石鹸系のシャンプーは洗浄力が強い上にアルカリ性なので、より黄色ブドウ球菌の繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

頭皮を健康に保つにはアミノ酸シャンプーがおすすめ

かゆみに悩む場合は「アミノ酸シャンプー」がおすすめです。

アミノ酸シャンプーは洗浄成分にアミノ酸を使用したシャンプーで優しい洗浄力と、刺激の少なさが特徴のシャンプーです。

アミノ酸シャンプーとは

洗浄力が控えめで優しいため、保湿に必要な皮脂は残し、余分な皮脂のみを洗い流すことができるのです。

優しい脱脂力で頭皮を乾燥させない

ニットについた汚れをガムテープで取ろうとすると、ニットの繊維までくっつけてボロボロにしてしまいますが、粘着力の弱いテープを使うと繊維を傷めずにゴミのみを取り除くことができます。

これと同じことがアミノ酸シャンプーでも言えるのです。

洗浄力の強い市販のシャンプーであれば、皮脂が多くても少なくても関係なく洗い流してしまいますが、洗浄力の弱いシャンプーであれば、自分の皮脂量に合わせて洗い方や回数で調節できるのです。

また、アミノ酸には若干の保湿作用があるため、洗い上がりがしっとりして乾燥を防いでくれます。

アミノ酸シャンプーを選ぶ際の注意点

アミノ酸シャンプーと一口に言っても「アミノ酸シャンプー」「アミノ酸配合シャンプー」の2種類が存在します。

アミノ酸シャンプーとアミノ酸系シャンプー
  • 「アミノ酸シャンプー」…アミノ酸系洗浄成分100%なので安心して使える
  • 「アミノ酸配合シャンプー」…ほぼ高級アルコール系の洗浄成分でできてるので頭皮に悪影響

前者は、洗浄成分にアミノ酸系洗浄成分を100%、もしくはそれに近い割合で使用したシャンプーですので安心して使うことができます。

しかし、後者のアミノ酸配合シャンプーだと市販の洗浄力の強いシャンプーにアミノ酸系洗浄成分を少量だけ配合しただけの物になります。

そのため、後者のシャンプーはたとえ「アミノ酸」と表記があったとしても、フケやかゆみ、湿疹に悩む方には刺激が強すぎるのでおすすめできません。

まとめ

しっかりと髪の毛を洗っているはずなのに頭がかゆいという方、特に頭を描いた時に湿ったフケが爪に挟まるという方は、頭皮で菌(カビ)が繁殖している可能性があります。

私たちの皮膚には「皮膚常在菌」という菌たちが棲んでいて、その中の悪玉菌である「マラセチア菌」「黄色ブドウ球菌」が繁殖すると頭皮にかゆみや湿疹を引き起こす原因になってしまいます。

これを防ぐためには頭皮を清潔にし、皮脂の量を適切に保つ必要があります。

そのためには、ドラッグストアなどで安く売っているシャンプーは洗浄力が強すぎて不適切です。

本来必要な皮脂まで洗い流してしまうため返って頭皮にダメージを与えてしまうのです。

そこでおすすめなのが洗浄力が優しいアミノ酸シャンプーです。

頭皮のかゆみに悩む人は一度アミノ酸シャンプーを試してみるといいでしょう。即効性はないかもしれませんが確実によくなるはずです。

【フケやかゆみに悩む方にオススメのアミノ酸シャンプーランキング】